前回「布団のジメジメを解消する5つの方法(前編)」の続きになります。
3.の「布団乾燥機を使う」についてです。布団乾燥機を使うとジメジメ布団を1~2時間でふわふわ布団に変えることができます。掛け布団と敷き布団の間に温風を流し込み湿気を飛ばします。以前は温風を通すためのシートを布団の間に入れて温めていましたが、最近はシートを使わないタイプの布団乾燥機が登場しています。シートを入れる手間がないのでさっと気軽に布団乾燥機が使えますね。
布団乾燥機を使うメリットとしては、外に干さないので花粉が付きません。あと、冬は布団がホカホカ暖かくなりますので気持ちいいです。また、天候を気にせず1年中いつもで使えます。もちろんベッドにも使えます。
デメリットは電気代がかかります。太陽光は無料ですが布団乾燥機は電気を使います。電気代は布団乾燥機の機種や電気料金により異なりますが、だいたい1時間15~20円です。デメリットといっても、ジメジメ布団が20円ほどでふかふかになるなら、高くないな~と思います。
4.の「汗を吸収する敷きパッドを使う」についてです。敷きパッドって聞いたことが無い方もいると思います。敷き布団やベッドのマットレスに敷く1~2cmほどの薄い布団です。敷きパッドの目的は、保温力を高める、寝心地をよくするなどがありますが、もう一つ、寝汗の吸収があります。寝ている間の汗を敷きパッドが吸って、敷き布団やベッドのマットレスまで汗が行かないようにします。朝起きたら、敷きパッドだけを部屋干ししたり、天日の干したりすることで、寝汗による布団のジメジメを防ぐことができます。敷きパッドは薄くて軽く取り扱いがしやすいので、干すのも簡単です。また、洗濯もできるものが多いので、汚れたら洗うことで、敷き布団やベッドマットを汚れから防ぎ、長持ちさせることにもなります。
5.の「部屋の湿度を下げる」です。布団ジメジメの原因の一つは寝汗ですが、もう一つは部屋の湿気です。湿度が高い部屋では、布団が部屋の湿気をどんどん吸収してしまい、ジメジメ布団になってしまいます。梅雨の時期などは部屋の湿度が80%を越える時もあります。天日干ししたり、布団乾燥機を使った布団も、部屋の湿度が高い時は、徐々に湿気を吸ってしまいます。
湿度が高い時は除湿をします。除湿の方法としては、除湿機を使う、エアコンの除湿を使うなどがあります。除湿機は「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」の2種類がありますが、梅雨時期や夏など気温が高い時はコンプレッサー方式の除湿機がおすすめです。低温(冬)の時の除湿はデシカント方式を選んでください。
あと、エアコンの除湿ですが、基本的に除湿運転をすると室温も下がってしまいますので、梅雨の季節や夏にはいいのですが、冬はほとんど使えません。最近の高機能なエアコンは、ヒーターで暖めながら除湿をするタイプもあります。これなら室温を変えずに除湿をすることができます。(暖房とクーラーを同時に使っているのと同じなのでちょっと電気代が気になりますが・・)
以上布団のジメジメを解消する5つの方法でした。湿気を飛ばしてサラっと、さわやかなお布団でお休みくださいね。
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