布団の「カバー」と「シーツ」って違うの?
カバーもシーツもお布団の汚れを防ぐものだからどっちも同じなんじゃない?と思いがちですが、カバーとシーツには違いがあります。
違いが分かれば、どっちを買ったらいいが分かるし自分に合ったものを選べるので知っていて損はありません。カバー、シーツ選びの参考にしてみて下さい。
布団カバーとは
布団カバーは袋状になっていて布団の表も裏も覆うものです。
(例:掛布団カバー、敷布団カバーなど)
たいてい横にファスナーが付いていて、ファスナーを開閉して布団を出し入れします。
効果:布団を汚れから守る。布団の劣化を遅らせる。
長所:布団の裏側もカバーされるので、床からの汚れを防ぐことができる。布団を上げ下ろしする時に運びやすい。
短所:使われている生地が多いために重くなる。洗濯の時にかさばり、袋状なので乾きにくい。
シーツについて
平面状の生地で敷布団やマットレスなどを覆います。表側(上側)のみ覆い、裏側は覆われません。
フラットタイプのシーツは一枚のペラッとした生地で、ベッドや布団にかけたあと、上下両端を折り込んで使います。
フィットタイプ(ボックスタイプ)は、端にゴムが入っていて伸び縮みします。シャワーキャップの要領で、敷布団やマットレスに被せて使います。
効果:布団をヒトの皮脂などの汚れから守る。快眠環境向上。
長所:サッとかけやすくて、外しやすく、洗濯もしやすい。肌触りの良いシーツや保温効果のあるシーツなど、好みや季節によって選べる。
短所:布団の裏側はカバーされず布団むきだしになっているので、床からの汚れやホコリが防げない。布団を上げ下ろしする際にめくれやすい。
おすすめの使い方(布団で使うとき)
私のおすすめの使い方はカバーもシーツも両方使います。
布団にはまず、カバーを付けます。このカバーは布団の汚れ対策と傷み対策です。カバーを付けることで床からの汚れ、床とのこすれによる布団の傷みを防ぐことができます。
カバーをつけた布団に、シーツをかけます。
シーツは季節に合わせて変えていくと快適です。例えば夏は麻素材、冬は起毛素材など。
↓リネン麻素材
↓起毛素材
洗濯は、シーツはこまめに洗濯をし、カバーは1~2週間に1回程度のお洗濯でいいと思います。
カバーとシーツそれぞれの特徴を活かして、お互いの長所と短所を補い合いながら使ってくださいね。
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